まずはレッスンに入っている作品制作を忠実に崩すことなくやることからスタートです。基本をマスターして手が慣れるまで複数の作品を何度か作ってみましょう。

 

レッスンに入っている作品すべてを作らなければならないわけじゃありません。

 

それがオンラインで受けてる魅力でもあります。ご自身が興味ある作品を複数選んでそれを何度もある程度の品質になるまで制作を楽しみます。

 

 

続いては自分の創意工夫をしてみましょう。例えば、サイズを変えて、芯の調整・燃焼テストをしてみるとか。または、色やハーブの種類、ハーブの配置の仕方を変えてみるとか。香りを追加してみるとか。今までで習得した方法を掛け合わせてみるのも楽しいですね。

 

そのちょっとしたアレンジをしていると、こんな感じの作ってみたい！とクリエイティブな感覚がむくむくしてきます。そのむくむくが出てきたら、いっぱいノートに書き溜めていき、それを１つずつつくってみましょう。

 

 

ここからが本格的にオリジナル化へのステップになります。

 

作品のコンセプトを決めましょう。

別の記事でもご紹介しますが、どんな方に使ってほしいかペルソナ（ターゲット選定）することで見えてきます。コンセプトを作る際は、自分がメッセージとして伝えたいキーワードを思いつくままに紙に書き出してみてください。

 

それに連動する商品名も考えます。例えば、「お守りキャンドル」「トラベルキャンドル」「ぷかぷかキャンドル」などお風呂で使うのかなあ、旅行に持っていくアイテムなのかなあ、とイメージできると更にいいですね。

 

ネーミングは商標取ってる言葉じゃないか検索してみましょう。

商標検索は特許庁のサイトから可能です。

既に取られているネーミングは絶対に使うことがないように。

 

▼特許庁商標検索

 

 

 

ネーミングとコンセプトが決まったらそれを形に仕上げていきます。

旅行用を作る場合は、割れない入れ物に入っているもので大きさもコンパクトのほうが使いやすそう・・・とか、お風呂だったらこんな香りがリラックスできそう、ターゲットの好み考えてこの色にしよう、など先ほど決めたコンセプトから派生するデザインを試行錯誤してみます。

 

実際に自分でそのシーンで灯してみたり、周囲の親しい方にも使ってもらいヒアリングしたうえで商品の完成まで何度か修正していきましょう。

 

お客様の声を反映させるプロセスはとっても大事なので、意見を複数聞いて実際に多く寄せられた課題やリクエストを改良に入れていくと、より一層品質が高まってきます。

 

 

 

最後に材料から原価を割り出し、価格を決めていきます。

価格のつけ方はもう少し知識が必要になってきますが、原価と制作時間と、マーケットプライスを考慮して決めましょう。

 

燃焼テストを複数回することもお忘れなく。

既に練習で制作している段階から何度も自分で灯してみたりされていると思いますが、完全商品化のデザインができた時点でも、２個以上はテストで灯してみることが必須です。

 

リスク確認と、累計燃焼時間、火の状態、途中経過の様子をノートに取っていきます。

 

そのうえでようやく自分だけの商品が誕生です！！！

 

 

この商品を生むまでのプロセスもわくわくしますし、生まれてからのお客様の反応もどきどき・ワクワクの連続です。何か出店計画を目の前に用意しておいて、商品仕上がったらすぐにお客様の反応を見れるといいですね。

 

マルシェや出展のお話を同時に探してエントリーしておきましょう。

 

 

こんな感じでオリジナルキャンドル仕上げていきますが行き詰まった時は受講中ご相談いただいています。商品化する楽しみも共有しながら販売までの工程もお手伝いさせていただいております。

 

 

 

ビタミンキャンドル

ソイキャンドル×精油専門キャンドル教室

 

オンラインで学べるため、自分のペースで学べます。移動する労力やコスト、スケジュールを管理する負担を持つことなく、育児や家事、お仕事の合間に習得できるのが魅力です。

 

全ての講座が10か月間という期間設定でなかなか時間取れない方でも余裕を持って習得が目指せるだけでなく、販売レベルの技術と品質管理をご提供しているので先々に仕事として活かすこともできます。

 

自分の将来にわくわくしながら、まずは趣味として究め、生活を豊かにすることができるキャンドルを一緒に楽しんでいきましょう。

 

 

事務局お問合せ： support@vitamin-candle.com

※平日10：00‐17；00（土日祝日お休み）