仕事が苦しくて辛くて仕方なかった会社員時代を経て、楽しくて喜びにあふれた自営業者になった。その約20年を振り返ってこのテーマをお話してみようと思います。ただ、決して自営業になっても楽しいばかりじゃ当然ありませんでした。
むしろ、思うようにいかなくて、しんどい気持ちになってることばかりだったけど。でも、中毒になってるのかと自分でも思うほどに夢中になり、大きな喜びややりがい、使命が私にはありました。
いったい会社員時代と何が違うか。
ひとつにはお客様に自分のサービス・商品を認めてもらえることなんだと思います。
少し具体的にお話してみますね。
自営業者は、一人で全部を決めなくちゃいけないですよね。
商品やサービスの仕組み、価値(コンセプト)、価格、売り方、かけるコスト・・・
めちゃくちゃ膨大なやることがあって。どこかでつまづくと、なかなか売上にならない。
そこが辛くて孤独を感じる道のりです。
ただ、一歩引いて考えてみるとある意味当たり前だなとも思うんです。
だって、昨日まで素人だった人が、はい、●●円で売ります!となっても、その価値があるって思えないうちは、お客さんの立場で考えたらお金出したくないですよね。
それを、この人から商品買いたい!欲しい!っていってもらえるようになること。
これこそが自営業の醍醐味なんだと思うんです。
だから苦しいこととか、辛いこと、いろんなことを帳消しにできるほど、喜びがあって、思わず仕事に没頭してしまう魅惑があるんだと思います。
これから自分らしい働き方してみたい。
キャンドル販売してみたい。
自分のサロン持ってみたい。
そんな思いをお持ちだったら、こんな醍醐味感じるまで頑張ってみてください。
きっとそれが栄養になってもっともっと頑張りたくなるし、もっともっとお客様のためにできることをしたくなります。自分の人生かけて楽しんでる、役に立ってると思える幸せを積み上げられることだと思います。私はありがたくも、お客様とそんな、なんというのかな、イルカの交信みたいなのが少し味わえて幸せと栄養をいただいてきました。
いろんな憧れを具体的に自分のビジョンに変えていきましょう。